「敷金礼金なし」のお部屋を選ぶ際には、「なぜ、そのお部屋が敷金礼金なしになっているのか?」を知ることが大事です。
1. 空室で困っている
空室が長く続き、敷金礼金なしに設定されているパターンです。
駅から遠い、内装や設備が古い、3点ユニットバスであるなどちょっとした訳ありの物件で設定されているケースもあります。
こうしたケースの場合、多少条件が悪くとも自分には合っているなら、「敷金礼金なし」はお得といえます。
ただ、こういった条件を求めて入居している人が多いため、ちょっと独特な雰囲気になっている場合もあります。
内覧の際は建物の雰囲気をよく確かめてみましょう。
2. 別の項目で費用が上乗せされている
敷金の代わりに、「ルームクリーニング費」が高く設定されていたり、礼金の代わりに、本来不要な費用が発生していたりすることもあるので、
よく備考欄をチェックしてみましょう。
3. 違約金が設定されている
1年以内の解約で1ヶ月分、あるいは2ヶ月分など、敷金礼金と同じ分だけの違約金が課せられているものが多いです。
事情があって引越さなければならなくなった際などに思わぬ出費となりますので、こちらも備考欄をよくチェックしてみましょう。